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環境開発への取り組み ~Ecology Design for Public Scape~

環境共生都市(エコシティ)の時代へ。

現在の都市空間では、アスファルトに覆われた土地や舗装された場所が多くヒートアイランド現象の原因になっているだけでなく、雨水の自然循環が断切られているため水質の浄化が行われず、地下水や河川の水質が減少する一方となっています。
また適切な護岸工事や舗装整備の不備は洪水などの発生源となりこれも広義的に環境破壊へとつながってしまいます。
このように都市における舗装が覆うフロアスケープの比率は大きく、それだけに舗装材に対する発想の転換は環境共生への大きな力になりうると、太陽サーブは考えます。

美観性の保持だけでなく自然の生態系にも優しい透水性・保水性舗装の必要性

都会の地表面は、アスファルトやコンクリートによって覆われてしまい、せっかく降った恵みの雨も舗装面から下水として流出したり、豪雨の場合には洪水発生という危険性もはらんでいます。一方植物は、空気中の窒素ガスを直接摂取することができず、成長を妨げられることになり、この結果、舗装の下だけでなく広い地域での土壌の乾燥とアルカリ化が起こり、砂漠化が進行することになります。このような中で生態系に沿った環境に優しい舗装材の必要性が叫ばれるようになり、透水性・保水性舗装へのアプローチが盛んになってきています。透水性・保水性舗装とは、舗装材から浸透した雨水をいったん路盤中に貯留し、これを路床の浸透能力によって徐々に地中に浸透させることで、雨による洪水を未然に防ぎ、また舗装面の温度上昇を抑制し、先に述べた生態系の維持や美観性の保持、さらには地球温暖化やヒートアイランド現象の抑制に貢献します。透水性・保水性舗装に使用される舗装材は、天然石による石塊(ピンコロ)やコンクリートの平板、インターロッキングブロック、レンガなどがありますが、いずれも透水性・保水性の高い舗装材に加えて、砂や砕石を多重に組み合わせた下地構造が重要となります。

環境と共生したフロアスケープを創出する太陽エコブロックスの舗装材アイテム

ノクサー

太陽エコブロックスでは、よりハイレベルな透過性能をもつ透水性コルゲートシリーズや緑との共生を実現する植生ブロック、さらにNOxなどを光分解するノクサーなど多彩なエコペイブメントをラインナップ。環境共生の視点からの舗装環境演出にお役立ていただけます。

環境と共生する新しい舗装へのアプローチ「エコペイブメント」

舗装材そのものが自然の生態系の一部となり、環境と共生したフロアスケープを実現するものとして、緑あふれる芝生の舗装を実現する「エコペイブメント」が注目されています。ただ、芝生単独の場合、維持管理が難しいため、車道や歩行空間には対応が不可能で、公園などの観賞用の役割しか果たさないのが現状です。そこで最近では、コンクリートブロックやインターロッキングの中央に芝生や植物を植え込むことで、緑を保護・育成しながら、ヒートアイランド現象を抑制し、潤いあふれる舗装環境を演出する環境配慮ブロック「エコペイブメント」が主流となっています。また都市の緑化だけでなく、都市の空気環境の健全化へのアプローチとして、大気汚染の原因となるNOxを分解する舗装材も登場してきています。今後は、これからのフロアスケープづくりの舗装材のスタンダードとしての活用が望まれます。

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